実務者研修

ホームヘルパー1級とは?

介護職員初任者研修

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介護の求人情報を見ていて、資格の欄に「介護職員初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」「ホームヘルパー2級」「ホームヘルパー1級」「介護職員基礎研修」など様々な資格が記載されていて、介護の資格の取得に興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
現在は、「ホームヘルパー2級」「ホームヘルパー1級」「介護職員基礎研修」の資格制度は廃止されていますので、これらの資格を取得することはできなくなりました。
ここ記事では、ホームヘルパー1級の概要と現在取得すべき資格について説明していますので、ぜひご覧ください。
ヘルパー1級 とは

ヘルパー1級とは?

ホームヘルパーとは訪問介護事業所に所属して、介護を必要としている高齢者の自宅を訪問して介護サービスを提供する職種です。仕事内容は、入浴、排泄、食事などの介助を行う身体介護、そして洗濯、掃除、調理などの日常生活の支援を行う生活援助などが挙げられます。
このホームヘルパーとして働くために必要になるホームヘルパーという資格について詳しく見ていきましょう。

ヘルパー1級の概要

ホームヘルパー1級の正式名称は、「訪問介護員1級養成研修課程」といい、この研修を修了することで資格取得となります。この研修は前述しているホームヘルパーとしての介護サービスの質の確保・向上を図ることを目的として実施されていました。

ヘルパー1級の学習内容

ホームヘルパー1級では、講義、演習、実習を合わせて230時間の受講時間が定められていました。具体的なカリキュラムと受講時間は以下のようになっています。

ヘルパー1級研修課程

出典元:厚生労働省「今後の介護人材養成の在り方に関する検討会(資料4)」

介護業界のキャリアパスの変化について

2012年度までにホームヘルパーの資格制度が廃止され、2013年度からは現在の「介護職員初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」という資格制度になりました。

資格制度の変更

日本の高齢化は急速に進み、現在も進行しています。資格制度の変更は、高齢化が進む中、介護人材の確保と介護の質の向上のために実施されました。これまでの介護職のキャリアアップの仕組みがわかりにくかったこと、ホームヘルパーに限らずすべての介護事業所で働く介護職に必要な知識技術を学習できるカリキュラムにすること、国家資格である介護福祉士の質の向上のために必要な知識技術を習得する研修制度にすること、それによって介護福祉士の処遇の向上を実現して、生涯働き続けられる環境を整備することなどの背景があります。
ホームヘルパー2級と同等の研修として「介護職員初任者研修」が、ホームヘルパー1級・介護職員基礎研修と同等の研修として「実務者研修」が位置付けられています。
介護福祉士の取得方法

出典元:厚生労働省「介護福祉士の資格取得方法の見直しの延期について」

ヘルパー1級は現在も役に立つ?

現在、ホームヘルパー1級という制度は廃止されていますが、現在も有効な資格となっています。ホームヘルパー1級を取得している方は、訪問介護員として働くことはもちろん、訪問介護事業所のサービス提供責任者として働くこともできます。

介護福祉士を目指すには?

国家資格である「介護福祉士」を目指すには、年に一回実施される介護福祉士国家試験に合格する必要があります。資格制度の変更に伴い、2016年度の国家試験からは実務経験ルートの受験資格として、「実務経験3年以上」と「実務者研修修了」が必要になりました。

そのため、ホームヘルパー1級を取得している方は実務経験を積んでも、介護福祉士国家試験を受験することができなくなっています。しかし、実務者研修は既に取得している資格に応じて受講科目の免除を受けられるようになっているので、ホームヘルパー1級を活かすことができます。
ホームヘルパー1級を取得している方が実務者研修を受講する場合、「介護過程Ⅲ」「医療的ケア」の95時間と「医療的ケアの演習」を受講することで修了することができます。

まとめ

ホームヘルパー1級の資格制度は廃止となっていますが、その資格は現在も有効です。介護職のキャリアアップを目指して介護福祉士の取得を目指している方は、実務者研修を受講しなくてはいけませんが、科目免除などのメリットがあります。
この記事でご紹介した内容が、皆さんの実務者研修受講、介護福祉士の取得の参考になれば幸いです。

最後に、実務者研修は全国のスクールで実施されていますが、ホームヘルパー1級をお持ちの方は免除科目に合わせて割引された受講料金が設定されています。その中でも、複数のスクールを比較することで受講料金の負担を軽減できるでしょう。スクールを比較する時には、資料を簡単に一括請求できる『シカトル』が便利ですので、ぜひご利用ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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