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医療事務資格を通学で取る時の費用や流れ

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医療事務の資格は、就職先が多岐に渡るため人気のある資格です。
ここでは、医療事務として自信を持って仕事に就くために、どのような医療事務資格を目指すと良いのか、通学課程ではどのような勉強をするのかを具体的にご紹介します。

通学

1.医療事務の資格を通学で取得する際の流れ

医療事務資格は国家資格ではなく、民間資格であり、その種類は何十種類もあります。そのため、医療事務の資格も実際の業務に合わせて、医療知識及びレセプト・会計関連、接遇関連などに分かれていることがあります。
一般的な医療事務の資格について、受講期間は3~6ヵ月となり、ここでは標準受講期間が3ヵ月の研修を例に説明させていただきます。
例)標準受講期間3ヵ月、受講時間60時間、1コマ2.5時間、24コマ受講
・週に1日休日等に通学し、1日2コマ(5時間)受講する
・週に2日仕事終わりや休日等に通学し、1日1コマ(2.5時間)受講する

選ぶ講座によって夜間の講座開催の有無、短期集中コースを実施している場合がありますので、ご自身のスケジュールに合わせて検討しましょう。

2.医療事務の資格を通学で取得するメリット

医療事務の勉強をする上で、通学課程を選ぶメリットを具体的にご紹介します。

・直接授業が受けられる

教科書をいきなり渡されても、どこから手を付けてよいかわからない人も多いでしょう。特に、医療事務用語を使ったことがない方は、理解に苦しむところがあるはずです。通学課程の場合、テキストに沿って講師が講義するため、わからない用語などはその場で確認ができます。人前で聞くことができない場合は、授業が終わってから聞くことができるため、わからないまま過ぎていくということはありません。
また、通学課程の場合、授業の時間割が決まっているため予定が立てやすく、計画的に勉強ができます。講座によっては、急な用事が入ったりした場合は、授業の振替制度を設けているところも多くあります。

・一緒に勉強する仲間がいることは心強い

医療事務を学ぶ仲間がいることは心強いことでしょう。クラスメート同士で勉強することや情報交換もできます。「医療事務を勉強したい」と志を持って始めても、思うようにいかない時もあります。同じ勉強をする仲間がいることで励ましたり、励まされたりすることができます。

・実務に即した勉強ができる

診療報酬は2年ごとに改定されます。改定に合わせた内容をいち早く受講することで、受講後の就職に役立つでしょう。医療機関では電子カルテ化に伴い、システムが複雑になってきています。スクールにより、授業でパソコン操作の指導を受けることができますので、レセプトシステムなどに理解があると即戦力として就職できるでしょう。
また、受付業務に関しても同様に、実際の窓口対応などを体験しながら学べることも魅力といえるでしょう。

3.医療事務の資格を通学で取得するデメリット

医療事務を通学課程で取得する際、メリットばかりではありません。デメリットも挙げられますのでご紹介します。

・通学課程は通信課程に比べて費用が高い

同じ講座について、通学課程と通信課程の両方を開講しているスクールがあります。教材は同じであっても通学課程では、講師を確保している時間、教室の維持費用、パソコン等の備品が必要になります。教室も賃料が安いところは場所が不便だったり、駐車場が確保できなかったりと、安いなりの理由があります。通いやすい主要な駅の近くや駐車場が確保されている教室は、賃料が高くなるため、その分受講費用に反映されることになります。

・通学に時間がかかる、予定の確保が大変

通学課程は受講時間以外にも通学する時間も合わせて確保しなくてはいけません。仕事をしながら受講する方や子育て中の方は、時間の確保が難しいこともあるでしょう。
前述していますが、講座によって予定が合わない場合、振替授業を行っているところもあります。いつも振替ができるわけではないので、受講前に振替授業の有無や頻度を確認しましょう。

・常に人がいる状態で勉強をする

人が勉強しているから自分もがんばろうと思える人と、反対に人のことが気になってしまって集中できないという人などそれぞれです。ご自身はどちらに当てはまりますか?仲間がいるから、ほかの人もがんばっているから自分もがんばれるという人であれば、通学課程はメリットになります。しかし、人がいると気になって勉強に集中できない、自分ばかりができないのではないかと不安になる人は、反対に通学課程がデメリットになります。通学課程は講師を始め、仲間同士で勉強できる環境にありますが、逆にプレッシャーになる場合もあります。

4.医療事務の資格を通学で取得する際の費用

医療事務の資格が何十種類もあることは、最初に説明しました。それでは資格を取得するため受講費用に違いはあるのでしょうか。

・取得する医療事務の資格の種類によって費用が異なるか

取得を目指す資格により、講座の受講期間や学習内容が異なりますので、受講費用も大きく違います。
例えば、大手のスクールが開校している講座を例にすると
ニチイ学館の「医療事務講座」は受講期間が3ヵ月、受講費用は約63,000円、「メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)」を取得するための講座となります。
ヒューマンアカデミー「医療事務講座」は受講期間が3ヵ月、受講費用は約112,000円、「医科2級医療事務実務能力認定試験」や「診療報酬請求事務能力検定試験」を取得するための講座となります。

・医療事務の資格全体の取得にかかる費用の相場

前述していますが医療事務は、取得を目指す資格により費用が違います。そのため一概には相場は言えないということになります。目指す資格に合わせて資料請求を行って、比較・検討いただくことをお勧めします。

・通学で医療事務の資格を取得する際にかかる費用を安くする方法

スクールによって、様々な割引やキャンペーンを行っています。2つの講座を同時受講すること、知り合いと2人で受講すること、在校生の紹介による割引など、割引やキャンペーンを使うことで受講料金を安くできることがあるため、事前に調べましょう。
そのほか、講座によっては教育訓練給付制度の対象となる講座があります。支給される額に上限はありますが、資格取得をする際の負担軽減につながるため、制度利用の可否も確認しましょう。

5.医療事務の資格を取得するための講座の比較

いくつか候補のスクールがある方はどこを選べば良いか迷うでしょう。ここではスクールを選ぶ時の、比較するポイントをご紹介します。

・自宅からの距離、交通の便

通学課程で受講するには、スクールまで定期的に通学する必要があります。自宅から近い、交通の便が良い、渋滞しないなど通学に関わる負担が少ないスクールを選びましょう。

・振替の融通が利くかどうか

講座を受講する方には、仕事や子育てをしながら講座に通うという人もいるでしょう。仕事の都合や家族の都合で、急に受講できなくなることもあると思います。そのため、多くのスクールでは、急な予定変更で出席できない場合に、振り替えて別の日に授業を受けられる振替制度を設けています。スクールに振替制度があるかどうかはスクール選びの重要なポイントとなります。

・授業やテキストの質が高いか

資料請求や説明会に行くことで、スクールが力を入れている部分を調べましょう。学習する内容は就業してから業務で必要となる知識とスキルです。スクールが行う授業や使用するテキストで、学習できる知識と習得できるスキルに違いが出ます。

6.まとめ

医療事務資格を通学課程で取る時の費用や流れはご理解いただけましたか?
通学課程、通信課程のどちらでも資格取得を目指すことができますが、通学課程は直接授業を受けることができるのが最大の魅力ですので、直接授業を受けたいと思った方は、ぜひご自分に合ったスクール選びをしてください。
今回ご紹介した内容が、医療事務の資格を取得しようと考えている方の一助になれば幸いです。
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