実務者研修

実務者研修を最短で取得するには?

介護職員初任者研修

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介護業界で働いている方は実務者研修を最短で修了して、より早く昇給や昇進につなげたいとは思いませんか?
実務者研修の最短での取得期間と、その方法、留意点についてまとめました。実務者研修を最短で取る場合の、1日の流れについても説明しますので、ぜひ参考にしてください。

介護老人

目次

1.実務者研修を最短で取得できる方法

・取得方法

実務者研修は、無資格の方でも受講できる研修です。介護職員初任者研修の受講時間が130時間であることに対して、実務者研修の受講時間は450時間です。受講時間に320時間もの差があることからわかる通り、実務者研修は介護職員初任者研修よりも実践的な学習内容になります。もし受講内容の理解に不安がある方は、介護職員初任者研修から取得することをお勧めします。
実務者研修は、通信と通学の併用(通信コース)で取得を目指すことが多いです。
無資格の方は通信による自宅学習の時間は405時間、介護職員初任者研修やホームヘルパー2級の資格を持っている方は275時間、自宅学習をすることになります。それと合わせて、通学が必要な実技講習はスクールに通学して受講します。

・最短の取得期間

すでに取得している資格により必要となる受講期間が違うため、取得している資格ごとの受講期間を説明します。通常、無資格から実務者研修の取得には6ヵ月の受講期間が必要となります。介護職員基礎研修・ホームヘルパー1級をお持ちの場合は1ヵ月ほど、ホームヘルパー2級・介護職員初任者研修をお持ちの方は2~4ヵ月ほどの受講期間となります。

・通学は週に何回するか

こちらも取得している資格により違うため、取得している資格ごとのおおよその通学スケジュールを説明します。無資格の方は週に1日ほど、介護職員基礎研修・ホームヘルパー1級をお持ちの場合は週に1~3日ほど、ホームヘルパー2級・介護職員初任者研修をお持ちの方は週に1~2日ほどのスケジュールになります。通学での受講講座は、開催日が限られている場合や事前の予約が必要な場合があるため、余裕をもって計画を立てられる環境が必要です。
また、お申込みのコースによって通学回数が違います。夜間コース1日2~3時間のコースでは、1日6~8時間のコースと比較すると通学回数が増えます。

・取得している資格による免除科目

実務者研修の講座では、すでに取得している資格によって免除される科目があります。 免除のされる時間数と受講が必要な時間数は、以下のようになります。

資格 免除される時間 受講する時間
介護職員基礎研修 400時間 50時間+医療的ケア
ホームヘルパー1級 345時間 95時間+医療的ケア
介護職員初任者研修、ホームヘルパー2級 130時間 320時間+医療的ケア

・修了試験について

受講する講座によっては、修了試験が実施される場合があります。試験の難易度は受講内容の理解度を確認するために実施されますので、難しくはないと思われます。

・費用について

受講費用は、すでに取得している資格、コース、スクールによって様々です。おおよそ10万円~20万円ほどとなるでしょう。
当然ながら、取得している資格による免除科目が多いほど、費用は抑えられます。

2.実務者研修を最短で取る場合の1日の流れ

・スクーリング(通学)の日の例

時間 内容 内容・注意点
7:30 起床・身支度
8:30~9:00 移動 自宅から近い、通いやすいスクールを選ぶと交通費や時間の節約になります。
9:00~18:00 授業(昼休込) 授業では

・介護過程Ⅲ
・医療的ケア(演習)
・修了試験

などを受講します。全日制のスクーリングは6~9日間で実施される場合が多いようです。
夜間のみ、午前中のみなど時間が短くなると、通う日数は多くなります。

17:30~18:00 移動、帰宅
18:00~ 自宅学習 時間を作ってスクーリングの復習や通信課題を行う必要があります。

時間を作ってスクーリングの復習や通信課題を行う必要があります。

最短で実務者研修取得を目指す場合、通信学習をしながら、スクーリングし、スクーリングのの復習もすることになります。

3.実務者研修を最短で取る際の留意点

・受講期間が短いため、課題のペースが速い

実務者研修を通信講座で受講する場合、多くの時間を自宅学習することになります。有資格者が受講する場合は受講期間が短いコースを受講することができるため、期間あたりの課題の量が多くなります。しっかりとスケジュール管理する必要があります。

・短期間で学習するので、研修で学んだことが忘れやすい

実務者研修の受講期間が短いと、短期間に知識を詰め込むことになります。そのため、研修で学んだことを忘れてしまいやすいというデメリットがあります。特に実務者研修で学習する内容は、介護福祉士の国家試験で出題される範囲にもなりますので、国家試験を受けるまでに期間が開くような場合は、介護福祉士国家試験対策講座などを受験前に受けることをおすすめします。

4.まとめ

実務者研修は、最短で取得する方法が取得している資格により異なることや、留意点についてご理解いただけましたか?
短期間で資格取得が目指すことは重要ですが、無理のないようスケジュールを調整していただき、実務者研修の資格取得を目指してください。
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